【詳細版】windows8インストール後にXPをインストールする
Windows8で使っているHDDに、あとからXPを追加する事はめったにないとは思います。通常なら仮想環境(Hyper-VやVirtualBoxとか)を用意してXPをインストールするのが簡単・便利。 今回はXPのゲーム環境が必要になってしまったので追加インストールです。
この方法はちょっと強引なため、あまりお勧めではありません。 本来は先にWindowsXPを入れて、後からWindows8を入れれば綺麗に入れることができます。
- HDDにXP用のパーティションを確保する
- windows8のコントロールパネル→システムとセキュリティ→ハードディスクパーティションの作成とフォーマット
- ディスクの管理が開いたら、縮小したいボリュームを選択して右クリック。ボリュームの縮小で必要な空き容量を確保。
- 新しく確保したところで右クリックし「新しいシンプルボリューム」をクリック、必要な容量とドライブ名を割り当てる
- XPインストールディスクをCDから起動して、先ほど確保したXP用のパーティションにXPをインストール
- 再起動
- HDD起動に失敗する
- Windows Vista以降ブート時に使用する情報はBCD(ブート構成データ)ストアに格納されるようになったため。
- 次のステップでBCDの修復を行う
- Windows8のインストールディスクで起動
- 修復操作
- ここに記載されている6の詳細オプション 自動修復を選択して修復
- Windows8起動し終了
- CDドライブにXPのインストールディスクをセット
- HDDから起動すると、Windows8とXPの選択画面が表示される
- XPを選択
- XPが立ち上がるので、画面に従ってXPのインストールを継続
- XPのインストールが完了しPC起動
windows8のインストールを経験すると、XPのインストールはとても時間がかかり手順も面倒に感じます。XPは10年以上も前のOSなので差があって当然ですが。
ちなみにXPのSP3ディスクでのインストール後、updateをすると119個の更新プログラムがありました。 (普通はnLiteを使うのですが久しぶりすぎて忘れていました)
上の手順8のところで、外付けUSB CDドライブを使ったら、XPインストール時に「GLOBALROOT\DEVICE\CDROM0\I386」のエラー表示(下の写真)
解決のための情報。今回は内蔵CDドライブに変更して対処。
======上の方法ではうまくいかない場合===
https://news.mynavi.jp/special/2009/windows7/023.html
がとても参考になります。3ページ目の図155が特に。
ntldrファイルは、正常動作しているXP機からコピーするのが簡単